1978-11-22 第85回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
そこで、以上が当面の事件関係者に対する措置でございますが、今後の予防対策としての改善策でございますが、まず、政府売り渡し麦の不正転売を、精麦業者が不正転売をしたわけでございますので、それを防止するため精麦工場、同様なことが製粉にも起こりかねないわけでございますので、製粉工場を含めまして、立ち入り調査を現在やっておりますのを、もっと厳正にやる、強化をしていくということの指導を徹底しなければいけないというふうに
そこで、以上が当面の事件関係者に対する措置でございますが、今後の予防対策としての改善策でございますが、まず、政府売り渡し麦の不正転売を、精麦業者が不正転売をしたわけでございますので、それを防止するため精麦工場、同様なことが製粉にも起こりかねないわけでございますので、製粉工場を含めまして、立ち入り調査を現在やっておりますのを、もっと厳正にやる、強化をしていくということの指導を徹底しなければいけないというふうに
飯島は詐欺罪で、当然これは問題になるわけですけれども、偶然にこれができたものではなくて、古麦を買い受けた精麦業者がこうすればもうかると飯島をそそのかして、その古麦を持っている麦屋がこれを出さなければそれが還流するはずはない。製粉すればこれは戻るはずはないのですから。まずその麦を出した土浦の飯田商店、これはとりあえず大きな問題になるだろう。
それで、三件ございますが、最初に明らかになって事件になりました茨城県真壁郡協和町所在の飯島という雑穀業者が、約六千袋前年に政府から精麦業者が買ったものを土浦の精麦業者から買い受けまして、そのうちの約三千二百袋を同町の生産者三十八名の名義を借りまして五十三年産と偽って検査を受け、同町の農協を通じて政府に不正売り渡しをしたというのが内容でございます。
そういう契約栽培によりましてビール会社が引き取りをする、こういうことでございますが、北九州、福岡を中心にいたしまして非常に面積も伸び、収量もよかったということで、契約数量では一〇%のアローアンスをつけておるわけでございますが、これをさらに飛び越えたというのが一万四千トンほどございまして、これの引き取りの問題についていろいろ問題が出まして、最終的には食管特別会計の方で大粒大麦として買って、精麦業者等に
○大河原政府委員 過剰米処理の際、工業用原材料に百万トン以上全期問で処理いたしましたが、その際に破砕精米業者の指定という問題につきましては、御案内のように昭和三十年代後半から大・裸の主食としての消費が大幅に減りまして、したがって精麦業者の転換という問題があったわけでございます。
○夏目忠雄君 どうも既存の精麦業者をちょっと温存させるというか、そういう思想がお話を聞いていて非常に強いように思って私は残念なんで、三年か四年のうちにやめたい方向でいっているから新しい業者はふやさないというのは一見ごもっとものように聞こえるけれども、実際にいままでのみそ屋さんが下請させておる工場は幾つでもあるんだ。何も新しい工場をつくって機械買ってやらなくたって、既存のものが一ぱいあるんです。
○説明員(宮崎武幸君) 精麦業者につきましては、これは私どもがいわゆる委託加工をさせておる委託先だということになっておりまして、当然その間におきましてはまだ政府の所有に属しております。したがいまして、現在委託しております五十の会社に対しましては、食糧事務所の職員が立ち会いをやっております。そういうことで、私どもといたしましては、これは単に委託先の精麦業者が自由にやっているわけでは毛頭ございません。
それでは、私ども考えてみますると、横流れの防止ということはそれはもちろん大切なことではありまするが、みそ屋は横流れのおそれがあって精麦業者は横流れのおそれがないのか、一体そこはどういうことなんだ。現に、精麦業者に渡したのがただいま会計検査院が乗り出してお調べになっているぐらいあるわけです、事実のものはわからんとしても。
同時にそのことは、実は麻袋に入れたものを原麦で製粉業者なり、精麦業者なり、需要者にそのまま売っているわけでございます。そのときの袋代というのは、いわゆる現在のような需給を反映していないところの、相当高く売れるだろうというようなことを見込んで現在売り渡し価格をきめているわけでございます。
何ら独占の形態をいたしておりませんで、そういう数多くの古麻袋を集めまして修理をしたりするような業者と、それから製粉工場なり米穀商なりあるいは精麦業者なり取引の実体価格をつかまえておるわけでございます。
それはやはり精麦業者を通じましてこの麦ぬか増産、余剰麦の処理を実施することが適当であるというような結論に達しまして、精麦業者を利用いたしましてこの麦ぬかの増産をいたしたわけでございます。御指摘もございましたが、精麦業者は、一面において、本来の業務といたしましては、精麦をつくるというのが本来の業務でございます。
農林大臣のほうは本会議における答弁ではどういう答弁をしているかといいますと、精麦業者にまず払い下げをする。そこの工場を通じて買っても今の計算でいけば十円くらい安くなるんだから、それでやるんだと、こう言っていらっしゃるんですよ。そうすると、農林大臣はあくまでも麦の払い下げについては今言ったことを基本にしておられるんで、そうすると官房長のお話といささか食い違ってくる。
と申しますのは、原麦を農家に還元配給いたしましても、やはりそれを委託加工とか、押し麦にしたり粉にしたりして農家は消費される立場に立つわけでありますので、そのことは考えておりませんが、私のほうといたしましては、現在別途精麦業者なりあるいは製粉業者が精麦なり製粉というものをいたしているわけでありますが、精麦業者の工場から直接、たとえばそういう飯麦の御要望があると、系統組織を通じて、中間マージン等を極力節減
もし、農業団体の方の直接払い下げの希望が、実際に今後末端で積み上げられて参りまして非常に大きいというような事態になりますれば、先ほどの精麦業者の手を通して麦ぬかを増産しようと考えておりまする四十万トンの計画につきましても再検討する用意は持っておるわけでございます。
私は、今あなたのようなお話があって、直接の場合には丸粒を使ってよろしい、それを農協の方が割って使ってもよし、麦ぬかにしてもよし、設備があるから急いで出してくれという話があるから、従来は精麦業者から出しているが、これは出しましょう、しかし、その場合におきましては、千八百円で農協から買い上げ千二百円で売り渡すことになりますので、そのときに非違がいやしくも行なわれては困るが、それに対して全部責任を持つかということまで
精麦業者の手を通しまして麦ぬかとして飼料用に放出される形が一つ、それから、緊急対策といたしまして農業団体に直接原麦のままで払い下げをいたします形が一つ、両方の形を併用いたしておるわけであります。後者の方ば、非常に飼料が足りないという状態でございますので、とりあえず、新麦が出回りますまでの四月から六月の問にかけまして、単位農協に対しまして直接原麦のままで払い下げをする方法を考えております。
なお、精麦業者に拡い下げまする麦ぬかの価格に対する指示の問題でございますが、前回も申し上げましたように、私ども数量的に需給関係をゆるくして参りますることによって、実際に価格が下がることを期待をしておるということを申し上げておるわけでございますが、これは、この前申し上げましたように、今回の措置をとりますと、麦ぬかの供給量は倍以上にもなるわけでございまするし、そういう需給関係からいたしまして、十分その効果
ただ、今回の場合は、合計百万トン出る、百万トンの麦を精麦業者に年間売る計画であります。その百万トンの麦のうち、六十万トンの分、従来の五割八分の割合で製品をとりまして、あとの四十万トンは、これは全部麦ぬかにするという計算でやっておりまして、それを両方とも同じ割合で精麦を作ったのではこれは作り過ぎになっちまう。
で、もちろんこれは下部の団体からきっと要求が出てきて、要求がそこまでいかなきゃ、もちろん問題ないわけですが、それをこえてきた場合ですね、この精麦業者への渡すものを減してでも、この際は農協の方に渡してやるべきじゃないか。
もし、そういう希望が出てこなければ、従来の慣行に従って精麦業者の方にお出しになるということであって、その前の方に、麦ぬかにして云々という、非常に親切なお話がありましたが、これは養鶏にしても何にしても、自分で粉にする、あるいは何にするという技術を持っておるから、まる麦でちょだいいたしたいといってくるので、それをとやかくおっしゃる必要はないので、端的に、同一条件で希望のある場合はやる、こう言っていただければいいです
○政府委員(須賀賢二君) 精麦業者に売りますものは、目下は総ワク四十万トンと考えておりますが、その四十万トンのほかになお二十万トン程度あるわけであります。農業団体向けのものは実際にどの程度需要がありますか、その実際の需要を積み上げてみまして、その二十万トンの分から農業団体の方に売るようにしております。
○櫻井志郎君 その考え方については、一応わかりましたが、今度はえさの立場からいって、安売りの分の四十万トンを精麦業者に渡して全量製粉という体系をとる、千二百円で売ったものが製粉という加工工程を通って幾らになるのですか。
であるからこの際はせめて精麦業者に、時たまたまえさが非常な不足を来たして四十万トンもの大、麦裸を払い下げるのだから、精麦業者に少し情けをかけて、そちらの力の工場を通してやればいいのではないか、こういうようなことも八方にらみの一つに私は入っているのじゃないかと、こういうふうに憶測するのですかね。
場合によってはまたそれが普通麦によって政府に売られて、精麦業者がそれを安く払い下げを受けて、それがまたビール会社へ安く流れておるというようなことも聞いておるのでありますけれども、この規格外の残麦の処理に対しましても農民は大きな疑惑を持っておる。
次は八五八号でありまして、各食糧事務所で包装用の古麻袋合計三千百万枚を、米穀卸売販売業者や製粉精麦業者に売り渡す際に、市場価格が上昇しておりましたのに、これを考慮することなく、従来の価格で売り渡したため、約一億二千万円見当安くなっている事案でございます。 次に、一三九ページの農業共済保険事業について申し上げます。
○板川委員 これはどこの担当かと思うのですが、三十二年の一月に精麦業者の整理があったと思います。小麦の輸入がずっと減って精麦の規模が過剰になったからということで、過剰精麦業者の整理があり、そのときにやはり一馬力二万円とかの見当で、転業者に資金が出たと思うのですが、この間の事情がわかりましたら参考までに知らしていただきたい、これは中小企業庁の担当ではありませんか。
どういうことかと言いますと、一馬力に対して三万円でしたか、五万円でしたか、ちょっと忘れましたけれども、そういう額を捻出するための方法としまして、しからざりせば政府が精麦業者に売り渡すべき原麦の値段を下げ得られるのに、それを下げずに、ある一定程度それを蓄積さしておくわけです。
この原麦は生産県の精麦業者に売却して、精麦及び麦ぬかは、系統農協、集荷商人によって米の売り渡し農家に可及的に安価に販売せしめるという行政措置がとられております。 それから第七に、委託搗精数量を増加すると同時に、この委託搗精の精米については紙袋を使用するという措置を講じております。
○岩間正男君 そうすると、この当時は食糧庁とそれから製粉、精麦業者の間に麻袋の取引を実際やっておった。現在はまあこれは輸入商社とそれから食糧庁の関係になってきているわけですね、そうでしょうね、麻袋は。そうすると、そういうふうに変更した理由があったと思うのです。どういうことでこうなったのですか。もとの制度で工合が悪いということで変ったと思うのですが、どういうわけですか。
○説明員(渡部伍良君) この当時といたしましては、輸入の米麦を食糧庁で売り渡します場合に、これはおおむねバラできますから、配給業者あるいは製粉、精麦業者に渡すときには、これを売り渡す際に中身は幾ら、それに袋代その麻袋の価格は幾らということで渡しておったのであります。
○岩間正男君 結局、何ですか、取引関係は製粉、精麦業者と食糧庁の関係になるわけですか。あとの操作の仕方については何かやはり食糧庁の方で関係を持っておるわけですか。つまり今言いましたように一括してだれか大きな業者に渡す、麻袋の組合があるという何ですが、これは製粉、精麦業者ということになりますと県なら県でそういう大きな取引先があるわけですね。
また一方、この古麻袋は、ここに書いてありますように、米麦の卸業者とか、あるいは製粉精麦業者に渡すのであります。これはやはり食糧の価格に入れて配給されておりますが、あまり高くても、結局は消費者に転嫁されるおそれがありますから、その点も考えて売却しなければいかぬというところであります。
各食糧事務所で包装用の古麻袋合計三千百万枚を米穀卸販売業者や製粉精麦業者に売り渡す際に、市場価格が上昇しておりますのに、これを考慮することなく、従来の価格で売り渡しましたために、約一億二千万円見当安くなっている事案でございます。 次に、国有林野事業特別会計について申し上げます。三十一年度におきまして、百四十九ページにあげました二件が不当事項としてあがっております。